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ステロイド筋症、ステロイドの長期服用による副作用

闘病記

ステロイド筋症、ステロイドの長期服用による副作用

ステロイドの長期服用は、筋肉の力が弱くなるといわれています。

入院中に経験したことを書いています。

 

ステロイド筋症

ステロイドを長く服用していると、

筋肉の力が弱くなってしまうことがあります。

ステロイド筋症と呼ばれています。

例えば、筋肉の衰えの確認方法として、

スクワット(座った状態から、立ち上がる)を

繰り返し何回できますか?

 

今までできていた回数と比較して、

どれだけできるかを比較すれば、

筋肉の力がどれくらい

弱くなっているかわかります。

 

私の場合、普段であれば

連続20回以上でスクワットができていました。

しかし、入院中、毎週スクワット回数で筋肉の低下を測っていました

3ケ月を経過した頃、スクワットは1回もできなくなりました。

そして、立ち上がる時も何かにつかまらないと

立ち上がることができないほど

筋力の低下が起こりました。

 

毎日歩いて筋力の維持

退院後の筋力回復は、歩くことでゆっくりと筋力を戻していきます。

しかし、ステロイド量が減らないといけません。

ステロイドが30mg以下になってから

私は、毎日歩いて筋力を少しづつ戻していきました。

筋肉維持、体力の管理が大切です。

 

毎日の歩く歩数の目標

1日8000歩!

 

全身性エリテマトーデスの大敵は『紫外線』です。

 

太陽の日差しが弱い(紫外線の弱い)時間帯は、

朝、夕方ですので、その時間に歩きます。

 

外を歩くと、季節を感じることができます、

そして、気分も晴れて気持ちよくなり

病気のことを忘れさせてくれます。

 

歩数管理をする

毎日、どれだけ歩いたかを管理します。

歩数計やスマホの歩数機能を使い、

毎日の歩く歩数を管理します。

 

過去の記録ができ、消費カロリー、

週にどれくらい歩いたか

毎月どれくらい歩いたかの管理ができる

良いものを探しました。

 

身近につけれて便利なものに

『スマートウオッチ』というのがあり、

使い始めてみました。

 

実際にスマートウオッチを使ってみると

毎日の記録が自動的にスマホに記録され

歩数、消費カロリーなど様々な記録がスマホに残り

管理が簡単にできるようになりました。

 

スマートウオッチをつけたまま寝ることで、

睡眠状態が測れます。

熟睡した時間、浅い眠りの時間が記録され

睡眠状態の健康管理ができます。

 

スマートウオッチを使った管理は、

とても便利で機能も多く使いやすい利点があります。

スマートウオッチを使った健康管理はおすすめです。

 

ステロイドの副作用について

ステロイドは、ステロイドホルモンです。

ステロイドホルモンは、正常な体では、

毎日、自分の体で5mgぐらい作られています。

 

ステロイドの作用は、身体にストレスがかかった時、

たくさんのステロイドホルモンを分泌することで

ストレスに打ち勝つ役割があります。

 

過剰なストレスがかかると、

ステロイドホルモンが大量に分泌され

落ち着きを取り戻すことができます。

これが、ステロイドホルモンの働きです。

 

ステロイドは、生きていくうえでな必要なホルモンです。

抗炎症、免疫抑制、にもかかわりがあります。

 

しかし、薬として大量に使うと、

副作用につながります。

 

膠原病など、免疫が暴走する病気には、

免疫抑制を目的としてステロイドをつかいます。

ステロイドは免疫抑制剤として使用します。

 

ステロイドの効果について
  1. 抗炎症作用(炎症を引き起こす物質をブロックする)
  2. 免疫抑制、抗アレルギー作用(リンパ球や抗体が働けないようにする)
  3. 代謝作用(糖、脂質、骨などの分解合成に作用する)

 

ステロイドの副作用

ステロイド副作用は、次の通りたくさんの副作用があります。

【副作用】

ムーンフェイス、不眠症

高頻度:感染症、糖尿病、高血圧、脂質異常、精神症状

低頻度:白内障、緑内障、消化性潰瘍、電解質異常

 

ステロイド量と副作用

ステロイドの服用量により、

副作用は大きく変わってきます。

 

ステロイド:5mg

副作用:ほとんどなし

副腎皮質から通常分泌されている

ステロイドホルモンとほぼ同じ量なので、

副作用は少ない

 

ステロイド:10mg

副作用:にきび、ムーンフェイス、体重増加

ステロイド薬が脂肪の代謝にかわるために

起こる副作用です。

薬の量が減ってくれば元に戻ります。

 

副作用:白内障、緑内障

年単位で使用している場合に起こる可能性がある。

定期的な眼科の診察が必要です。

 

ステロイド:20mg

副作用:感染症にかかりやすい

正常な免疫も抑制されるために、

ウイルスや細菌に感染しやすくなります。

 

喉の痛みや、気になる症状があれば

すぐに受診し抗生物質などで治療が必要です。

 

副作用:骨粗しょう症

骨を作る骨芽細胞を抑制し、

骨吸収を促進するために起こります。

 

骨粗しょう症を予防する薬

ボナロンなどを服用します。

 

ステロイド:30mg以上(入院を要する)

副作用:高血糖(糖尿病)

ステロイド薬が脂肪を糖に変えたり、

肝臓の糖を血液中に放出させるために

高血糖を招きます。

 

甘いもの摂取は、

なるべく控える必要があります。

 

ステロイド:60mg以上

副作用:大腿骨頭壊死

大腿骨頭(太ももの付け根の部分が壊死する)

 

ステロイド60mg以上は、

感染症から糖尿病など

すべてにおいて注意が必要です。

 

特に大腿骨頭壊死になると

歩くことが困難になります。

回復するには、外科的手術が必要になります。

 

 

 

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