3.再燃、自己免疫性溶血性貧血(通称 AIHA)

病歴と仕事復帰

診断(自己免疫性溶血性貧血:通称 AIHA)

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)発症して、ステロイド治療で日常生活へ戻ることができました。

それから2年が過ぎ、毎月の通院でステロイド量も徐々に減量して、0mgとなり、寛解(かんかい)の状態と言えるところまでになりました。

寛解(かんかい)となり、病気が完治したと思いました。

ちょうど、その時期に事が忙しく、体調も良く、以前のように仕事ができる錯覚におちいっていました。

そして、以前の様に、残業、休日出勤をこなすようになっていました。

寛解(かんかい)、病気が完治したと思い込んでいました。

再び前兆

2ケ月が過ぎた頃、階段上ると息切れがするようになってきました。

疲れがたまってる? 運動不足かな~? というぐらいにしか思っていませんでした。

そして、次の休日、朝起きると、体が重く体温が37.5度ありました。

少し嫌な予感がしました。

動くことが出来なかったため、一日中睡眠をとり体を休めました。

次の日曜日も、熱が下がらずベットから起き上がれなくなっていました。

月曜日も発熱があり、熱が引く気配ないので通院している病院へ受診しました。

体が重く、なんとかたどり着きました。待合室で順番待ちしていました。

番号が呼ばれ立ち上がろうとしましたが、立ち上がると吐き気が酷く、うずくまってしまいました。

しばらくすると、看護師さんが助けに来て頂きました。

看護師)大丈夫ですか?

『すみません。ありがとうございます。』

『車イス』にのせてもらい受診しました。

先生)こんなになるまで、ほっといて、なぜ、もっと早く受診しなかったのですか?

私)はい。

先生)すぐに採血です。

車椅子で採血まで連れて行っていただき、採血しました。

採血結果は、

採血結果 ヘモグロビン(Hb)7.3 g/dl 、血小板10万/μl

先生)家族の方へお話がありますので、入ってもらってくださいと言われました。

私)一人で来ました

先生)・・・・・。

急いで、家族の方に来てもらってください。

入院です。

もう、帰れませんよ。

緊急入院

診断:自己免疫性溶血性貧血(通称:AIHA)

すぐに、ステロイド投与55mg開始しました。

入院1日の採決結果は、ヘモグロビン(Hb)6.8g/dl 血小板18万/μl

トイレで、尿をすると、便器はまっか赤になりました。

トイレからヘッドに戻ると、呼吸が苦しいです。

パルスオキシメータで、酸素濃度を計測します。

動脈血酸素飽和度(SpO2)60%を下回っています。

急遽、酸素マスクをはめるまでの状態になりました。

酸素マスクをはめて、ゆっくりと深呼吸・・・。

動脈血酸素飽和度(SpO2)98%、まで回復しました。

入院2日の採決結果は、ヘモグロビン(Hb)5.4g/dl 血小板18万/μl

ヘモグロビン(Hb)が、ドンドン下がり悪化の一方でした・・・。

現状の説明

家族が呼ばれました。

私は、動くことができず、吐き気が酷く食事もできない状態です。

ミーティングルームで、先生から家族へ説明がありました。

私は動くことが出来なかったため、説明の話は聞けませんでした。

後から聞くと、かなり危険な状態になっていますという内容でした。

いつ、何があってもおかしくありませんとの事が伝えられたそうです(泣)。

入院3日の採血結果は、Hb5.3 g/dl 血小板24万/μl
酸素吸引しているので、苦しくはありませんでしたが、吐き気が酷く、何も食べれない状態でした。

入院4日の採血結果は、Hb5.3 g/dl 血小板24万/μl
ヘモグロビン(Hb)変わらず・・・。

入院4日の採血結果は、Hb5.3 g/dl 血小板20万/μl
ヘモグロビン(Hb)変わらず・・・。

回復の兆しなし・・・。

覚悟

私の寝ているベットのカーテンを挟んで、先生から家族へ説明されているのが聞こえてきました。

先生)次の日も改善が見られないときは、輸血しますと・・・。

輸血すると、副反応が起こり通常の生活に戻れないかも、かもしれません。

しかし、今は命の危険があるので輸血しかありませんと・・・。

うっすらと、カーテン越しにきこえました。

私は思いました。
覚悟を決めないといけないのか・・・・。
難病というのをなめていた・・・。
最悪の事を考えておこう・・・。
まだ、ちょっと年齢的にはやいな~・・・。

さすがに、夜は寝れなかったです(泣)

そのまま、夢を見ました、三途の川の夢でした。
精神的に追い込まれると、ほんとに見れると思いました
意識はある感じで、歩いても歩いても川には到着できず、まだ、ここに来るには早いといわれたような気がしました。そして、目が覚めました。
なにか、キツネにつままれた感じです・・・。

回復の兆し

入院5日の採血結果は、Hb 7 g/dl 血小板18万/μl

少し回復の兆し・・・。

先生)少し回復の兆しが見えてきました、輸血なしでこのまま、なんとか持ちこたえましょう・・・。
私)よかった~( ´∀` )

よし、頑張って何か食べようと思い、ゼリーを口にして少しでも体力を戻そうと思いました。

入院6日の採血結果は、Hb 8 g/dl 血小板18万/μl
徐々に回復してきた見たい( ´∀` )

先生)なんとか持ちこたえました

私)先生ありがとうございます。

家族、看護師さんも皆さんありがとうございます。
心からそう思った瞬間でした(´∀` )

入院生活

入院7日の採血結果は、Hb 10 g/dl 血小板18万/μl

それからは、徐々にに回復に向かい、食事も2割、5割、完食と日に日に食事ができるようになり
体力が徐々に回復していきました。

それと同時に、ステロイドも徐々に減すことが出来、採血結果も改善が見られてきました。

入院4ケ月が過ぎ、ステロイドも20mgになり、体調も安定していたため退院になりました。

先生、看護師さん、家族、多くの方から命を助けていただき、本当にありがとうございました。

心からそう思いました。

救っていただいた命です、これからは、もっと大事にしていこうと心から思いました(泣)。

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