【SLE闘病記】コロナ陽性と診断され家庭内感染！吐き気と頭痛の闘い
２０２２年１２月、
コロナウイルス オミコロン株の感染が拡大しており
第８波と呼ばれる時期でした。
新型コロナウイルス オミクロン株BA5が
猛威をふるっています。
感染対策はいつも通りしている中、
娘が発熱しました。
熱３９.０度 コロナ感染と思い
発熱外来へ連絡して検査します。
新型コロナの抗原検査、インフルエンザ検査を
受けましたが両方とも
『陰性』でした。
その後、ＳＬＥ の私が
コロナ陽性となりました。
その時の症状と経過を書いています。
ここでは私の実体験を書いています。
新型コロナの症状は、
人により症状や対応する事が
変わってきます。
私の体験談として
参考にしていただければと思います。
始まりは発熱から
今年は暖かく、１２月に入っても
朝の気温は２度前後、
昼間は１０度を超える日が続いています。
例年より暖かく感じます。
１２月は季節変わり目というこもあり、
SLEの私は、体調が崩しやすい時期です。
採血結果も悪くなる傾向があり
感染には、いつもより気を配っています。
そんな中、１２月１５日（木）に
子供が発熱しました。
熱は３９度
新型コロナウイルス感染を疑いました。
すぐに発熱患者を受け入れている
病院を探し受診しました。
そこで、抗原検査を行いましたが、
『陰性』でした。
先生は、発熱したばかりなので
陽性反応が出ない事があるので
明日、再検査しましょうという事になり
解熱剤をもらい帰宅しました。
再診
翌日、娘の熱は下がることなく
３９度の熱がありました。
昨日受診した病院へ電話をして再診に向かいました。
コロナウイルス検査とインフルエンザ検査
２つの検査を行いました。
結果は両方とも
『陰性』でした。
２回の検査で陰性でしたので、
診断は、『普通の風邪』の診断となりました。
その後、発熱してから３日間は
３９度の熱が続き、
解熱剤を使い脱水症状にならないよう
スポーツドリンクで水分補給をしながら
自宅治療をしていました。
食事は少し食べることができ、
お粥を少し食べれていました。
４日目に熱が下がり『３６．７度』
になりました。
それからは、
体調も徐々に回復していきました。
喉の痛みが残っている程度で発熱することなく
乗り切ることが出来ました。
娘の回復は早く安心しました。
喉の痛みから発熱へ
娘の体調が戻り、新型コロナ感染前と
同じ食事になり、
いつもどおりの生活に戻りました。
家庭内感染
子供の発熱から５日目、
１２月１８日（日）に
私の喉が痛くなりました。
『ちょっとまずいかな？』
と思いつつ
発熱がなかったため
少し安心していました。
翌日、１９日の朝
朝起きると倦怠感・頭痛が激しく
目が覚めました。
体温を計ると、３８．２度
の熱がありました。
家庭内感染のようです。
通院日に発熱、コロナ陽性診断
今日は通院日です。
発熱があるので病院に確認が必要です。
病院の受付時間、
８時３０分まで待つことになります。
しかし、
立ち上がろうとすると吐き気がひどく
すぐに気分が悪くなり吐くことになります。
とても、通院できる状態ではありません。
症状は急激に悪化していき
頭痛と吐き気がさらに激しく
ベットの上で
吐き気と頭痛の闘いになります。
電話受付時間の８時３０分が過ぎました。
病院に電話をしないといけませんが
起き上がることもできないため
嫁から病院へ電話をお願いしました。
病院からの指示は、
自宅で抗原検査・血圧測定の結果
酸素濃度もわかれば
連絡くださいとのことでした。
抗原検査キットを薬局へ買ってきてもらい
検査をしました。
【抗原検査検査した写真】
抗原検査：『偽陽性』
（Ｔに少しラインがあります）
血圧：１５０－８０
酸素濃度：９６
＜症状＞
発熱、喉の痛み、頭痛、吐き気
熱３８．２
結果を病院へ連絡しました。
今度は主治医が対応していただけました。
主治医からは、
コロナ陽性の診断です
と回答されました。
自宅療養になります。
毎日服用している薬を必ず飲んでください
６時間開けて、アセトアミノフェン（解熱剤）で
症状を和らげてください
と説明がありました。
今後の対応は
病院から保健所に連絡を入れるため
急変あればすぐに保健所に連絡をしてくださいと
と伝えられました。
１日目（自宅療養）
毎日服用している薬と解熱剤を服用します。
解熱剤（アセトアミノフェン）は
６時間間隔で使用できるため
服用時間を記録しながら使います。
解熱剤を使うと３７度台に下がりますが
頭痛、吐き気の症状は改善しません。
頭痛と吐き気がひどく
ハンマーで頭を叩かれている
感覚が続きます。
この症状は、
コロナワクチン接種した時に
起きた激しいバージョンです。
食欲はなく、
スポーツドリンクを飲むのがやっとです。
夜になっても症状は変わらず
頭痛と吐き気が
常に激しく襲いかかり
寝ることも出来ません。
夜になると、
意識がもうろうとなり
知らないうちに寝て
しばらくすると目が覚めて
の繰り返しの夜を過ごしました。
２日目（コロナとの闘い）
発熱してから、２日目（２１日）の朝
目を覚まして時計を見ると
朝６時になっていました。
症状は昨日と変わらず
頭痛、吐き気、咳の痛みが
つづいています。
体温は『３７．８』
熱は下がらず変化がありません。
トイレに行きたくなり
立ち上がろうとすると、
強い吐き気が襲いかかります。
なんとか、トイレに行き戻ってくると
頭にハンマーで叩かれる痛みと、
強烈な吐き気に襲われます。
食事は吐き気が強く、
何も食べることが出来ません。
どんどん体力が衰えていくのが分かります。
なにか食べないと思い、
のどごしの良いゼリーを
数回に分けて少し食べました。
水分補給も取るようにを心がけて
500ｍｌのスポーツドリンクを
１日で半分ぐらい
なんとか飲むことが出来ました。
今日も頭痛と吐き気の闘いが
夜になっても続き、
意識がもうろうな状態になり
知らないうちに少し寝て
しばらくしては起きて
の繰り返しの夜を過ごしました。
昨日と同じです。
３日目（続くコロナとの闘い）
発熱して、３日目（２２日）
目を覚ますと朝９時になっていました。
症状は、昨日よりすこし改善がみられます。
頭痛と吐き気は少し残っていますが
起き上がれるようになりました。
咳と喉の痛みは変わらず続いています。
体温は３７．０
熱が少し下がったためか、
体が少し楽に感じました。
食欲はありませんが
何か食べて体力を戻さなければ
いけないと思い
お粥をお椀の半分ぐらいの量と
ゼリーを半分食べれました。
３日ぶりの食事でとても美味しく感じました。
２時間ぐらいなら
ベットで起きていられるようになりました
４日目（回復）
発熱して、４日目（２３日）
目を覚ますと朝８時になっていました。
症状は、確実に改善してきました。
頭痛と吐き気はほとんど残っておらず
起き上がれるようになりました。
咳と喉の痛みが続いています。
体温は『３６．８』
熱が下がったためか、
体がかなり楽になりました。
食事は、
喉越しの良いうどんを食べました。
とても美味しかったです。
このまま、回復していくと思いました。
５日目（味覚・臭覚障害）
発熱して、５日目
１２月２４日
クリスマスイブです。
今年は寝たきりのイブ
症状は回復に向かいっています。
朝食にうどんを食べました。
なにかいつもと違うことに気づきます。
美味しく感じません。
寝起きで味覚が感じないのか
と思いました。
匂いを嗅ぎましたが
なにも匂いがしません。
うどんの汁を飲みます。
味がしません。
匂いと味が分からなくなりました。
昨日まで感じ取れていた感覚がなくなりました。
以前、コロナ後遺症で聴いたことがあった
味覚障害・臭覚障害です。
すごく不安に感じました。
味覚、臭覚が感じないと
食欲が沸かず、食事をする気になりません。
回復すると言われていますが
いつ回復するかわからないので
とても不安に感じます。
続く味覚障害と臭覚障害
咳が止まらず、喉の痛みがあり
味覚・臭覚障害も続いています。
味覚・臭覚障害は、
私が好きなコーヒーの香りが感じません。
コーヒーが好きな私にはとてもつらいです。
ただの白湯を飲んでいるだけの感じです。
主治医へ相談
主治医に相談しました
その時の回答です。
咳や喉の痛みは
咳止めの薬をのんで症状を和らげます。
免疫抑制剤使っているため
回復するには、１ケ月ぐらいかかります。
味覚・臭覚障害は、
３～６ケ月程度回復するのにかかります。
１年以上かかる方もいます。
弱毒性になったオミクロン株で
これだけの症状ですので
以前の肺炎を起こす新型コロナの場合
かなり症状が重くなっていたと思います。
一番心配なことは
コロナウイルスは免疫に作用するため
これが引き金になって
治療中の全身性エリテマトーデスが
悪化する事が心配です。
今後、慎重に経過観察していきます。
その後の経過
味覚・臭覚障害から１ケ月すぎました。
臭覚が少しずつ戻り始めました。
冷たいオレンジジュースを飲むと
少し甘い香りがします。
温かい飲み物は、なにも感じません。
それから、１周間経ちました。
徐々に温かい飲みのものも
味覚・臭覚障害を感じ取れるようになってきました。
一番安心したことは、
コーヒーの香りが少しずつ戻っていきました。
とても安心します。
臭覚障害から２ケ月過ぎました。
味覚・臭覚障害はほとんどなくなり
コーヒーの香り、
少し苦味のある味は元通りになりました。
それからは、後遺症もなく
味覚・臭覚は元通りなり
元通りの生活に戻る事ができました。
コロナ陽性となって思った事
どれだけコロナ感染予防しても
家庭内感染は避けられません。
今回のことで、
準備は必要と心から思いました。
【必要な物】
これだけあれば
電話で主治医に伝わるため
いざという時に安心です。
コロナウイルス感染は、
今後も引き続き注意しながら
生活をしていきたいと思います。
私のコロナ感染の体験でしたが
参考になればと思います。
