Amazonセール開催中!

【仕事復帰 第2章】SLEとともに歩む 〜これからの私に向き合って〜

仕事復帰にむけて

【仕事復帰 第2章】SLEとともに歩む 〜これからの私に向き合って〜

仕事復帰の始まりに

4ヶ月間の入院を終え、

退院後の2ヶ月間は、

まるで生まれ変わるように体を少しずつ慣らしていく日々でした。

そしてついに、

仕事復帰という次のステージへと踏み出しました。

ここからは、

私が仕事に戻ってからのリアルな日々、

そして「これからの私」と向き合う覚悟についてお話します。

↓前回の復帰エピソードはこちら↓

前回の記事はこちら

 

 時間管理が支えてくれた日々

私はエンジニアとして、

図面を描いたりプログラムを組んだりする仕事をしています。

半年ぶりの復帰は、

ありがたいことに同じ部署に戻ることができました。

 

現場での重労働とは違い、

デスクワークが中心の環境。

 

現場の仕事であれば、

過重労働のような体力勝負の仕事の場合、

今の病気は、リスクが大きいため

転職を考えなければいけなかったと思います。

 

血小板が少ない私でも、

体に大きな負担がかからず働ける仕事場です。

でも、それでも無理は禁物。

「残業ゼロ、定時8時間まで」

これを自分に課して、

毎日の仕事を「やり過ぎない」

「頑張りすぎない」ように心がけました。

時間を意識して行動すること。

それが、再燃を防ぎ、

仕事を長く続けるための最初の一歩でした。

 

仕事復帰後は、

時間管理を意識しながら仕事をする

 

勤務時間は、8時間で区切りをつけます。

区切りが付かない時は、

翌日に仕事をすることで調整します。

 

思いもよらぬ困難 〜記憶の断片が抜け落ちる〜

復帰して一番驚いたのは、

自分の記憶が部分的に抜け落ちていたことでした。

半年間のブランクなのか、

それとも治療で使った大量の薬の副作用なのか。

 

はっきりした原因は分かりませんが、

以前のように、

記憶がつながらない

そんなもどかしさに直面しました。

 

CADを操作しようとしても、

頭では分かっているのに、

手が動かない。

プログラムも何をどうすればいいのか、

以前は自然にできていたことが、

できない。

 

そして、もっとも辛かったのは、

自分が担当した仕事の内容を思い出せないことでした。

「この時、どんな処理をしていたの?」

「この部分は、どう設計したの?」

そう尋ねられても、

記憶が曖昧で、何も浮かばない自分がいました。

 

苦労しながらも前を向く

それでも、

立ち止まるわけにはいきませんでした。

どう対応したか?
CADの操作方法は、操作マニュアルで覚え直し
仕事の内容は、当時の資料を初めから読み直し、理解して、回答する

CADの操作はマニュアルを見直しながら、

過去の仕事内容は資料を一から読み直して確認しながら、

ひとつひとつ、丁寧に対応していきました。

焦らず、丁寧に。

自分のペースで、できることを確実に。

 

半年のブランクなのか、

大量に薬を使った副作用なのかわかりません。

この断片的な

記憶の欠損が非常に苦労しました。

 

6ヶ月が経ち、仕事量が増えると

復帰から半年が過ぎる頃には、

ようやく仕事もスムーズに回るようになってきました。

でも、安心したのも束の間。

 

仕事ができるようになればなるほど、

仕事量が増えていく現実が待っていました。

自分では無理をしているつもりがなくても、

「周囲に迷惑をかけたくない」という気持ちが、

いつの間にか自分を追い込み、

知らず知らずのうちに体を酷使してしまっていました。

 

仕事量が多くなるにつれて、体の負担が増しています
無理をしている感覚はなくても、
他の人に迷惑がかからないようにと思い、
自然と仕事をして、無理をしてしまいます。
悪化します
(毎月の通院検査で、採血結果が悪くなります。)

 

 

検査結果に現れた、体からのサイン

仕事量の増加に比例するように、

毎月の血液検査の数値が悪化し始めました。

とくに「血小板の数値」がどんどん低下し、

【採血結果】
・血小板 3.0 万/μl

3万/μl台にまで落ち込んでしまうことも。

通常でも4~5万/μlを維持している私にとって、

これは危険信号でした。

再燃の兆し――

そうなれば、また入院です。

 

体調管理を最優先に

― 自分の体調と真剣に向き合うことの大切さ ―

私にとって、体調の変化はすぐに「数値」として現れます。

特に血液検査の結果には敏感になります。

体への負担が増えると、はっきりと血小板の数値に反映されるのです。

■ 血小板の危機的な低下

普段の私の血小板数は、おおよそ 4万〜5万/μl。

それでも正常値よりは低い状態ですが、

何とか日常生活を送ることができています。

しかし、仕事で無理を重ねたり、

知らず知らずのうちにストレスをためこんだりすると…

血小板が3万/μl台まで低下してしまうことがあります。

それは「再燃」のサインかもしれません。

この数値を下回ると、即入院、

治療の必要性が出てくるレベルになります。

当然、ステロイド薬の増量は避けられず、

再び副作用との闘いが始まります。

 

■ 小さな異変を見逃さない

だからこそ

日々の採血結果や、少しの倦怠感、

微細な体の変化にしっかりと耳を傾けることが大切です。

「ちょっと疲れただけだろう」と無視するのは、

私たちにとっては命取りになることもあるのです。

 

■ 体調を守るための働き方改革

私が痛感しているのは、

もう以前の働き方では

自分の体は守れないということです。

 

以下のような状態が続けば、

体は確実に悲鳴をあげます

・強いストレスが続いている

・睡眠時間が削られている

・長時間労働が常態化している

こうした環境では、

病気の再発や悪化を防ぐことは難しいのです。

 

■ 新しい価値観で自分を守る

私はこう考えるようになりました。

この状態が継続していると、

悪化するきっけになり、

生活、仕事の改善が必要です。

 

どのようにすればよいか?
・これからの自分と向き合う行動をする
・過去の自分を捨てる
・やりきれない、仕事量は受けない
・仕事優先の考えを改める
・転職してもよいという気持ちを持つ
・体が重く、倦怠感が強く出る時は休む

 

このように考えると、

心が少し楽になります。

 

割り切った考えを持つことが大切です。

心にゆとりができれば、

ストレスの軽減になり、

悪化するきっかけを少しでも回避して、

仕事を継続することができます。

 

通勤時間の短縮

通勤で1時間以上かかると

体への負担は大きくなります。

駅までの移動、電車の時間を考えてみると、

片道1時間以上かかる場合、

往復2時間以上かかることになります。

 

通勤時間が短くなると、

体への負担は少なくなります。

時間が短縮された分、

休む時間が増えます。

 

今の仕事を続けられる選択ができる方は、

通勤時間のかからない選択も一つの考え方です。

 

2年が過ぎて

仕事復帰をして、2年が経過しました。

入院することなく、2年が経過しました。

無理をすれば、今度は戻れないかもしれない。

 

これを読んでくださっている方へ~

もし同じように病気と向き合っているなら――

どうか、無理をしないでください。

あなたの命より大切な仕事は、ありません。

自分自身を、大切にしてあげてください。

 

この2年間を振り返って思ったこと

全身性エリテマトーデスという病気は、

良くなったり、悪くなったりと

波があります。

 

この2年間に、何度も採血結果が

良くなったり、悪くなったりしました。

 

悪い時は、

主治医から入院治療と何度も言われながら

なんとか入院に至らず過ぎていきました。

 

悪化するの時期

悪化するの時期は決まっています。

季節の変わり目と、寒い時期です。

【特に注意が必要な時期】
・季節の変わり目:5月
・寒くなる時期:11月~12月

 

この時期は特に注意が必要です。

どのように乗り越えていくかが大切です。

 

仕事復帰して思った事
1.仕事はいつまで続けれるかわからない
2.無理をせずできる範囲で
3.無理をした時は、必ず休息をとる
4.体調優先で、仕事を割りる
5.悪化すれば入院、入院して復帰できなければ、自分に合った仕事を探す

 

仕事はいつまで続けられるかわかりません。

続けられなくなった場合、

どうするかを考えるようになりました。

 

自分のペースで仕事ができる

仕事を身につけることが大切です。

そのために、スキルを磨くことです。

 

フリーランスとして

自分のペースで仕事をコントロールする方法として

フリーランスという選択肢があります。

 

いままでの考え方を変える
【行動する】
・自分のスキルを磨く
・自分のペースでできる仕事を探す

 

自分の「強み」を見つける

 

・本業の仕事を活かす
・過去に経験した事・趣味でしていた事

すでに身につけている

スキルを活かせないかを探してみます。

 

【例えば】

英語が得意な場合、

文書翻訳などの仕事が出来る

留学経験があったり

仕事で使っていて外国語が得意という方は、

オンライン英会話

文書翻訳などの仕事が出来ます。

 

専門職で働いていて、

専門知識が少しでもあれば、

それをさらに磨き独立する。

 

場所や時間に縛られない働き方

体調を考えながら、

時間に縛られない働き方ができれば

自分のペースで仕事をこなせれば

体調を崩さないように

自己管理をしやすくなります。

 

場所や時間に縛られない働き方

会社勤めでは、決められた勤務になります

場所や時間に縛られない働き方ができれば

自分のペースで仕事をこなせれば

体調管理をしやすくなります。

 

スキルを身につける

自分の強み、スキルを身につければ仕事の選択肢ができてきます。

フリーランスには、さまざまな仕事があります。

 

フリーランスとしての選択肢
1. Webライター
2. Webデザイナー
3. 動画編集
4. エンジニア
5. ホームページ作成(ワードプレス)

 

Webライター

Webライター

ブログ、メールマガジン、コンテンツ記事を書く

Webライターの仕事です。

 

過去に経験した事、仕事、趣味でしていた事を

執筆する仕事が出来ます。

パソコン1台あれば、すぐに始められます。

 

webデザイナー

webデザイナー

絵が描くことが好きであれば、

Webサイトのデザインをする仕事です。

 

webデザイナー、広告、ポスター、本などをデザインしたり、

グラフィックデザイナー
キャラクターイラストレーター

などの仕事があります

 

動画編集

Youtubeなど簡単に投稿でき、

動画編集の需要が高まっています。

そのため、

副業やフリーランスなどで動画編集をする人が

増えてきました。

動画編集ソフトを扱うことができ、

パソコンがあれば

すぐに始められます。

 

エンジニア

エンジニア

今までの経験で、ITに関する技術職がある人は、

システムエンジニアやプログラマーなど、

フリーランスの仕事を受注する事ができます。

 

このように、

自分のスキルを磨き、

何かできることを準備すると、

可能性が広がってきます。

 

初心者でも独学でフリーランスになれる

興味が持てることを探す

自由な時間に働けるフリーランス、どんなことに興味がありますか?
今までの経験がある事
自分に強みを見つける
興味があることを見つける

まず、見つける事から始めます。

 

 

【自分のスキル磨きの紹介(改装中)】

 

【闘病記メインの記事】
https://makibalibrary.com/sle-diagnosis/

 

 

タイトルとURLをコピーしました